【レポート】『はじめよう、お金の地産地消』出版記念イベント@静岡(2017年9月20日開催)

2017年9月20日に、公益財団法人あいちコミュニティ財団/コミュニティ・ユース・バンクmomo代表理事の木村真樹さんをお招きして「静岡でお金と人のエコシステムをつくる 『はじめよう、お金の地産地消』出版記念イベント@静岡」を開催いたしました。


定員30名で満席でお申し込みいただいたのですが、残念ながら当日仕事の都合で来れない方が多く、25名の方にご参加いただきました。ちなみに年齢もバラバラ、立場もバラバラ(学生、サラリーマン、公務員、NPO経営者・職員、金融機関、大学教員など…)でバラエティに富んでいました。


進行は、NPO法人静岡フューチャーセンター・サポートネットESUNE代表理事の天野が担当。
「人口が減るだけではなく、人口構造も変わっていく静岡。このままでは、人も地域も未来も守れない」という問題意識の共有から、イベントはスタートしました。

イベントのメインは、木村真樹さんによる参加型のワークショップ。
講演は一切ないという構成に参加者も「えー!」と驚かれていましたが、どこかワクワクした表情をみなさんがされていたのが印象的でした。


ワークショップは、チェックイン後にまず「本を読む」ことからスタート。そしてその感想や気づいたことをシェア。
「貸し倒れが1件もないことに驚いた!」
「問題を可視化する、という視点はなかった。自分たちは活動の発信ばかりしていた」
など、短い時間ながらも驚くことが多かったようです。

その後は、とにかく参加者が聴きたいことに木村さんがお答えいただく時間へ。
ここでは天野がファシリテートしながら、参加者が書いた質問ふせんをまとめ、質問していきました。
「好きな言葉は?」
「立ち上げたばかりのころはどうやって食っていたの?」
「立ち上げで一番大変だったことは?」
「ボランティアマネジメントのイロハを教えて!」
「momoレンジャーは無償なの?」
「可視化をするって、どういうこと?」
「融資でもめたりしないの?」
などなど・・・きっと、これ以上に参加者のみなさんは聴きたいことが多かった思いますが、一つ一つ木村さんにお応えいただきました。


最後は、今日の学び、気づき、感想をシェア。

「自分のNPOをもう一度見つめ直すチャンスになりました」
「自団体を中心にしない絵がかけるようになりたい!」
「信用⇔お金をまわす」
「手段を目的化しない。常に未来像や目的を意識し続ける」
「金融の仕組みは自分が妄想していたことと近く、もっとアイデアを形にしたい」
「「問題」の紹介を自己紹介で取り入れたいと思います」
「社会問題の解決=みんなでつくる未来」
「評価は第3者の目で」
「お金・融資のイメージが変わった。幸せへのツール」
「お金の地産地消といっても、そこにあるのはつまり人と人との信頼や思いがつながっていると感じます」
「改めて課題の定義、未来像の言語化の大切さと難しさを感じた」


すべてをご紹介し切れませんが、自団体の見直しだけではなく、一人の人として、地域の未来や今困っている人たちのために何ができるか、何を心にとめておきたいかがシェアされました。

あっという間に2時間のイベントは終了!
その後は有志で懇親会へ。懇親会では、木村さんに具体的なアドバイスをいただいたり、公務員・個人事業主・NPO関係者で「静岡で必要なことは何か?」を話し合ったりと、こちらも濃密な時間でした。


静岡も市町によって、困り事も様々ですし、まだ顕在化していない課題もあると思います。
だからこそ、どんな時代が来たとしても、立場も世代も越えて、問題に取り組んでいける静岡であって欲しいです。そして、そのために必要な仕組みを、静岡で多くの方々と一緒につくっていきたいと、改めて実感しました。

木村さん、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

★2017年9月23日(土)静岡新聞朝刊に掲載されました!(静岡新聞社様許諾済み)

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